国際会議速報

2022629日更新)

第一線の研究者による光産業技術分野の国際会議における先端光研究の動向の報告です。
国際会議の内容を軸に執筆者の意見を述べて頂き、研究・取り組みの価値を鮮明化することを重視しています。

(1)調査分野:以下6分野に分ける。

・光材料・デバイス
・光情報通信
・情報処理フォトニクス

   
 
 

・光加工・計測
・光エネルギー
・光UIIoT


(2)執筆者

·      大学、企業の研究者・技術者


(3) 執筆者に要望する執筆態度

·      記事は、執筆者の意見を述べて頂く。

·      読者にとって、価値の高い・大きい情報を書いて頂くことを重視する。

     直近の国際会議速報の要約を以下に記します。(配信済みの国際会議速報の要約はこちら

(2022 629日配信)

2022-No.11) 光加工・計測
テーマ:レーザ加工
LPM 2022ショート速報

寺川 光洋(慶應義塾大学)

会議名 :

The 23nd International Symposium on Laser Precision MicrofabricationLPM 2022

開催期間:

202267日−10

開催場所:

ドレスデン,ドイツ/Hybrid


-要 約-

67日から10日まで,ドイツ・ドレスデンにてレーザ精密微細加工国際シンポジウム(LPM2022が開催された。マイクロからナノメートルスケールの微細加工を中心としてレーザ加工における相互作用の基礎,高機能材料の加工,産業用レーザ加工技術まで幅広く議論され,除去加工,成形加工,付加加工,表面改質等,将来のレーザ加工も含めた新規な加工法の提案も多い会議であった。ハイブリッド開催であったものの,約100件の一般口頭発表のうち現地発表が7割以上を占め,既にアフターコロナに移りつつある様子がみられた。GHzの高繰返し周波数フェムト秒レーザパルスを用いた加工,高分子材料の三次元造形,導電性微細構造の作製等,各分野における最新の研究発表が行われた。

(2022 629日配信)

2022-No.10) UIIoT
テーマ:トレンド,マイクロLEDなど
SID Display Week 2022ショート速報

佐藤 孝(シャープディスプレイテクノロジー株式会社)

会議名 :

Society for Information Display's Display Week 2022SID Display Week 2022

開催期間:

202258日−13

開催場所:

San Jose Convention CenterSan JoseCA,米国)


-要 約-

新型コロナ(COVID-19)の影響で2年連続オンライン開催であったが,3年ぶりの現地開催(San JoseCA)となったSID Display Week 2022では,メタバースをはじめ様々なアプリケーションにおいて,高精細,高速応答,軽量化,低消費電力といった高性能ディスプレイを要望する発表が注目を集めた。その要望に応えるべくQD-EL,マイクロLEDµLED),OLEDLCDの各分野で材料,プロセス,デバイスを中心とした数多くの報告,展示が行われた。

(2022 627日配信)

2022-No.09) 光材料・デバイス
テーマ:OLED材料
SID Display Week 2022ショート速報

秀雄(コニカミノルタ株式会社)

会議名 :

Society for Information Display's Display Week 2022SID Display Week 2022

開催期間:

202258日−513

開催場所:

San JoseCA,米国/Hybrid


-要 約-

SID Display Week 2022について報告する。コロナ禍の影響が続く中,2022年はハイブリッド開催として202258日−513日に開催された(現地:米国カリフォルニア州のサンノゼ)。本会議では多岐にわたるディスプレイ技術が議論されるが,本稿ではOLEDOrganic Light Emitting Diode:有機EL)の材料技術に焦点を当て,印象に残ったものを紹介する。

(2022 627日配信)

2022-No.08) 光エネルギー
テーマ:ペロブスカイト太陽電池
HOPV22ショート速報

中村 智也(京都大学)

会議名 :

The 15th International Conference on Hybrid and Organic Photovoltaics HOPV22

開催期間:

2022523日−25日(online2022519日−20日)

開催場所:

Valencia,スペイン+online


-要 約-

15Hybrid & Organic PhotovoltaicsHOPV22)は,オンライン形式で519日−20日,スペインのバレンシアにおいてハイブリッド形式で523日−25日の,計5日間の日程で開催された。近年は,ハロゲン化金属ペロブスカイト半導体を光吸収層に用いたペロブスカイト太陽電池に関する報告が多くを占めている。本年度の特徴として,鉛ペロブスカイト太陽電池の光電変換効率が理論限界に近づいてきており,効率競争から,より実用化を指向した,本太陽電池の安定性の向上(高耐久化)に焦点を当てた研究報告が多くなっている印象を受けた。また,さらなる高効率化を目指したタンデムセルの開発研究や,鉛フリー材料を用いた太陽電池の高効率化に焦点を当てた研究も活発化している。本稿では,特にペロブスカイト太陽電池の高耐久化に向けた開発研究の動向について取り上げる。

 

 

下記事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
財団法人JKA  http://ringring-keirin.jp/

 

「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査」報告(詳細版)全文掲載

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