国際会議速報

202437日更新)

第一線の研究者による光産業技術分野の国際会議における先端光研究の動向の報告です。
国際会議の内容を軸に執筆者の意見を述べて頂き、研究・取り組みの価値を鮮明化することを重視しています。

(1)調査分野:以下6分野に分ける。

・光材料・デバイス
・光情報通信
・情報処理フォトニクス

   
 
 

・光加工・計測
・光エネルギー
・光UIIoT


(2)執筆者

·      大学、企業の研究者・技術者


(3) 執筆者に要望する執筆態度

·      記事は、執筆者の意見を述べて頂く。

·      読者にとって、価値の高い・大きい情報を書いて頂くことを重視する。

     直近の国際会議速報の要約を以下に記します。(配信済みの国際会議速報の要約はこちら

(202437日配信)

2023-No.46) 光加工・計測
テーマ:加工用レーザ
PW2024 LASEショート速報

河ア 正人(三菱電機株式会社)

会議名 :

SPIE Photonics West 2024 LASEPW2024 LASE

開催期間:

2024127日−21

開催場所:

Moscone CenterSan FranciscoCA,米国)


-要 約-

Photonics Westは,学術的にも産業的にも光関連の最新技術が一堂に会する世界最大規模の国際会議・展示会併催イベントである。本稿では,産業用レーザ技術にフォーカスした会議であるLASEに関して,筆者が興味を引かれた内容を中心に報告する。青色半導体レーザの高輝度・高出力化や超短パルスレーザを用いた微細加工に関する報告が多数あり,以前にも増して注目が集まっていると感じた。また学会のみならず展示会においてもビーム成形向けの光学素子や超短パルスレーザ新製品と,それらを用いた加工技術をアピールする展示が増えてきており,今後のレーザ応用の拡大が期待される。

(202437日配信)

2023-No.45) 光材料・デバイス
テーマ:QCL及び光集積デバイス関連
P2024ショート速報

道垣内 龍男,林 昌平(浜松ホトニクス株式会社)

会議名 :

SPIE Photonics West 2024PW2024

開催期間:

2024127日−21

開催場所:

Moscone CenterSan FranciscoCA,米国)


-要 約-

SPIE Photonics Westは,国際光工学会(SPIE)が主催する,光科学および光技術に関する国際会議と展示会である。フォトニクス業界向けの学会として世界的に認知されており,各分野の最新の研究内容が報告される。Photonics Westは大きく4つの学会(BiOSOPTOLASEQuantum West)から構成されている。筆者らはOPTOを中心に聴講しておりQCL関連デバイス,光集積デバイス関係の講演を中心に報告する。

(2024116日配信)

2023-No.44) 情報処理フォトニクス
テーマ:撮像・計測・記録
ISOM23ショート速報

茨田 大輔(宇都宮大学)

会議名 :

International Symposium on Imaging, Sensing, and Optical Memory 2023ISOM23

開催期間:

20231119日−22

開催場所:

高松シンボルタワー(高松市)/Hybrid


-要 約-

昨年はCLEO Pacific Rim 2022およびODF22との共催であったが,2年ぶりに単独で開催された。開催場所は高松シンボルタワーとオンラインのハイブリッドであった。参加者数は131名となり,前回の81名,単独開催であった前々回の100名と比較して大幅に増加し,過去9回の間で最大となった。発表件数は92件であり,光記録,ホログラフィ,イメージング,センシング,その他の情報光学関係,特別セッションとしてLiDARやメタマテリアルまで先端技術も含めた幅広い光技術分野の発表があった。

 

 

下記事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
財団法人JKA  http://ringring-keirin.jp/

 

「主要な国際会議にみる先端光研究の動向調査」報告(詳細版)全文掲載

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