櫻井健二郎氏記念賞歴代受賞者

(2017年2月22日更新)

第32回(2016年度、平成28年度)


「第32回櫻井健二郎氏記念賞受賞者」
(左から)黒部 立郎 氏、 向原 智一 氏、木村 俊雄 氏、 越 浩之 氏 (右側写真)小山 二三夫 氏
受賞者所  属受賞題名と受賞理由
向原 智一古河電気工業株式会社
研究開発本部
情報通信・エネルギー研究所
部長

「デジタルコヒーレント通信用狭線幅波長可変光源の開発と実用化」
 受賞者らは、デジタルコヒーレント通信用光源の開発に取り組み,多数のDFBレーザからなる多波長アレイと複数の光機能素子を同一基板上にモノリシックに集積する化合物光半導体技術、従来に比べてパッケージ体積を半減化する樹脂接着技術、高性能な制御電子回路技術の開発により、世界最高水準の高出力・高安定の狭線幅波長可変レーザ光源の実現に成功した。
 この狭線幅波長可変レーザ光源の開発・実用化は、ネットワークの大容量化・高度化をもたらす新技術としてのデジタルコヒーレント通信の発展・普及に大きく貢献する優れた業績である。
木村 俊雄古河電気工業株式会社
ファイテル製品事業部門
半導体デバイス部
課長
越 浩之古河電気工業株式会社
コア技術融 合研究所
高周波エレクトロニクスセンター
課長
黒部 立郎古河電気工業株式会社
研究開発本部
情報通信・エネルギー研究所
課長
受賞者所  属受賞題名と受賞理由

小山 二三夫

東京工業大学
未来産業技術研究所
所長/教授

「面発光レーザを中心とするフォトニクス集積技術の開発」
 受賞者は、伊賀健一東京工業大学名誉教授(第3回:1987年度受賞)とともに、面発光レーザ(VCSEL)の室温連続発振を1988年に世界で初めて達成した。それ以来、VCSELの性能向上と新機能創出に関する研究を継続し、MEMSミラーによる波長制御やスローライトなどの新機能を包含するVCSEL集積フォトニクスの道を切り拓いた。
 このVCSELの研究開発は、データセンタにおける光インターコネクトや日本発のレーザプリンタなどの技術の発展を触発しており、光産業技術の新しい展開に大きく貢献する優れた業績である。

第31回(2015年度、平成27年度)


「第31回櫻井健二郎氏記念賞受賞者」
(前段左から)山本 義典 氏,平野 正晃 氏,佐藤 俊一 氏,軸谷 直人 氏
(後段左から)川口 雄揮 氏,田村 欣章 氏,原坂 和宏 氏, 伊藤 彰浩 氏
受賞者所  属受賞題名と受賞理由
(グループ)
佐藤 俊一

株式会社リコー
リコー未来技術研究所
技師長

「レーザプリンタ用面発光レーザアレイの開発および実用化」
 受賞者らは、レーザプリンタ用書込み光源の開発に取り組み、高利得のGaInPAs/AlGaInP歪量子井戸構造活性層、AlAs主体の高熱伝導率反射鏡、安定なモード・偏光特性のための高次モード抑制フィルター、均一な素子特性のための面発光レーザ素子レイアウトなど、独創的な技術の開発により、世界最高出力および高信頼の面発光レーザアレイの実現とその実用化に成功した。この面発光レーザアレイは、プロダクションプリンタに搭載され、高速かつ4800dpiという世界最高の解像度を達成することにより、新しい印刷市場を切り拓いた。
受賞者らによる高出力・高信頼の面発光レーザアレイの開発・実用化と、それによる高速・高解像度プリンタの実現、新規市場の開拓・拡大は、光産業の発展に大きく貢献する優れた業績である。
軸谷 直人株式会社リコー
リコー未来技術研究所
シニアスペシャリスト
原坂 和宏株式会社リコー
リコー未来技術研究所
スペシャリスト
伊藤 彰浩株式会社リコー
リコー未来技術研究所
シニアスタッフ
受賞者所  属受賞題名と受賞理由
(グループ)
平野 正晃

住友電気工業株式会社
光通信事業部 主席

「海底ケーブル用極低損失光ファイバの開発と実用化」
 受賞者らは、世界に先駆けて純シリカコアファイバを開発し、さらにそのレイリー散乱を低減することにより、伝送損失が最小0.149 dB/km、平均0.154 dB/kmと、研究、製品それぞれのレベルで世界記録を更新した。本技術により製品化された極低損失光ファイバは、複数の国際大洋横断光ファイバ通信プロジェクトに採用され、海底光通信システムの性能向上に大きく貢献した。
受賞者らが開発した長距離・大容量伝送に適した極低損失光ファイバの実現技術は、指数関数的に増大するインターネット通信需要を満たす上で不可欠なものとなっており、今後の光産業発展に大きく貢献する優れた業績である。
山本 義典住友電気工業株式会社
光通信研究所 主査
田村 欣章住友電気工業株式会社
光通信研究所
川口 雄揮住友電気工業株式会社
光通信研究所

第30回(2014年度、平成26年度)

櫛屋勝巳氏, 河田聡氏

受賞者所  属受賞題名と受賞理由

河田 聡


大阪大学
 大学院工学研究科
 教授

理化学研究所
 チームリーダー

ナノフォトン株式会社
 会長

「プラズモン効果による超解像度顕微鏡に関する先導的な研究」
 受賞者は、金属ナノ構造とフォトンとの相互作用に関わる多くの新しい概念を提唱・実証し、プラズモニクスの領域拡大と技術開発の展開を先導した。特にナノサイズの先端径を有する金属探針を用いることにより、プラズモン効果に基づくラマン散乱光の超解像度顕微システムを世界に先駆けて開発した。計測対象も、分子からナノ半導体材料、ナノバイオ材料など広く展開させており、異分野や産業へ貢献するところが大きい。
 これらの優れた研究業績に加え、自ら設立したベンチャー企業で最先端の研究者向けにラマン顕微鏡を10年以上にわたり製造販売しており、光産業技術分野においても革新をもたらしている。
受賞者所  属受賞題名と受賞理由

櫛屋勝巳

昭和シェル石油株式会社
 エネルギーソリューション
 事業本部担当副部長

ソーラーフロンティア
 株式会社 執行役員

「CIS薄膜技術による第2 世代薄膜太陽電池の実用化」
 受賞者は、薄膜太陽電池第1世代が実現できなかった変換効率を、CIS(CuInSe2 カルコパイライト系)薄膜太陽電池において環境負荷低減に有効なCdフリー・鉛フリーの形で実現するとともに、事業化も達成した。単結晶Si太陽電池技術の性能にも匹敵し得るCIS薄膜太陽電池は、世界最大規模の1ギガワットラインにてフル操業で生産されており、ソーラー住宅から太陽光発電所まで、「メイド・イン・ジャパン」の薄膜太陽電池事業として進展している。
 受賞者らが主導したCIS薄膜太陽電池技術の開発は、エネルギー安全保障、地球環境問題解決のみならず、光電変換技術を主体とする光産業の今後の発展に貢献するところが大きいと認める。

第29回(2013年度、平成25年度)

大城俊夫氏, 菊地眞氏,渡邉恵理子氏, 小舘香椎子氏

受賞者所  属受賞題名と受賞理由
(グループ)
渡邉恵理子


電気通信大学
 特任助教

「位相相関フィルタを用いた光相関技術とそのシステム化の研究開発」
 受賞者は、情報化社会で重要性を増しつつある画像・動画の認識・検索の高速化を目指し、光相関技術の開拓・応用に取り組み、従来の相関システムを飛躍的に凌駕することに成功した。特に、並列性を活用した高速・高精度の顔認識装置において位相相関フィルタ設計手法の有効性を実証し、さらに、ホログラフィック光メモリと組み合わせて直接データベースに並列アクセスする全光型光相関システムを構築した。またシステムの信号処理部を発展させてクラウド型動画検索(著作権管理等)に適用し、コンテンツ産業と共同して新サービス事業の可能性を探索している。これらは光コンピューティング普及の突破口を切り拓く先駆的な業績として今後の光産業の発展に貢献するところが大きい。
小舘香椎子 日本女子大学
 名誉教授
電気通信大学
 特任教授
株式会社Photonics
System Solutions
 代表取締役
受賞者所  属受賞題名と受賞理由
(グループ)
菊地 眞

医療機器センター
 理事長
日本レーザー医学会
 理事長
ふくしま医療機器
 産業推進機構
 理事長

「レーザーの医療応用に関する学術・社会・産業界における貢献と普及活動」
 受賞者は、日本レーザー医学会の活動、レーザー医療機器の開発と臨床応用において主導的役割を果たし、医用レーザー専門英文雑誌「LASER THERAPY」の創刊と現在に及ぶ編集発行を通して国内外のレーザー医療の発展に努めました。形成外科、皮膚科、整形外科での臨床治療を行うとともに産婦人科・口腔歯科・眼科などへの応用を支援する各種レーザー機器の保守・安全性を指導しています。また、国産医用レーザー機器の開発・供給をめざした国家プロジェクトとして医工産連携活動を先導しています。特に世界に先駆けてレーザー医療の専門医制度及び安全教育制度の確立に貢献しました。 レーザー医療の安全と普及・拡大、機器開発に努めたことは今後の光産業の発展に貢献するところが大きいと認めます。
大城 俊夫株式会社日本医用
 レーザー研究所
 所長
医療法人社団慶光会
 理事長

第28回(2012年度、平成24年度)

(左から)福知 清氏, 尾中 寛氏, 山崎 悦史氏, 水落 隆司氏

受賞者所  属受賞題名と受賞理由
(グループ)
山崎 悦史

日本電信電話株式会社
 未来ねっと研究所
 研究主任

「高速切り替え可能な100Gデジタルコヒーレント光ネットワーク技術の研究開発」
 受賞者は、光ネットワークの伝送能力を飛躍的に向上させるデジタルコヒーレント方式について一波長当たり100Gb/sの 光伝送システムを世界に先駆けて開発した。特に、伝送路故障や保守運用など実フィールドへの適用に対応できるシステムの 実現をめざし、要素技術として光リングプロテクションのための高速信号復旧技術、高速偏波トラッキング技術、軟判定誤り 訂正技術および波長分散補償技術を確立し、これらを統合した高速デジタル信号処理回路を世界に先駆けて実用化した。 開発成果は、長期間の現場試験により実運用性の問題がないことを立証している。本技術は、日本の優れた光技術開発力の 結集による大きな成果として、ブロードバンドネットワーク時代の世界を先導し、今後の光産業の発展に貢献するところが大きい。
尾中 寛富士通株式会社
 ネットワークプロダクト
 事業本部
 シニアディレクター
水落 隆司三菱電機株式会社
 情報技術総合研究所
 光通信技術部 部長
福知 清日本電気株式会社
 グリーンプラットフォーム
 研究所 研究部長

第27回(2011年度、平成23年度)

福味幸平氏, 西井準治氏, 伊藤弘昌氏, 菊田久雄氏, 田中康弘氏

受賞者所  属受賞題名と受賞理由
伊藤 弘昌理化学研究所
 客員主幹研究員
東北大学 名誉教授
「非線形光学、テラヘルツ光学の先導的研究」
 我が国の光産業技術の基礎をなす光・量子エレクトロニクスの勃興期 から継続して独創的な研究業績を積み重ねた。わけても、非線形光学の 効率を飛躍的に向上せしめる周期分極反転格子技術をいちはやく実現し、 波長変換デバイス研究開発の興隆を導いたことは特筆すべきである。さ らに、無機および有機非線形光学結晶を用いた差周波発生により 0.5-100THzの広い領域でのテラヘルツ光発生に成功し、テラヘルツ光学 とも呼ぶべき領域の基礎および応用研究・開発に指導的な役割を果たし た。以上のように受賞者はつねに新規な着想とその実現に注力し、非線 形光学、テラヘルツ光学を先導してきた。この業績と今も変わらぬ指導 力は本賞を受賞するに値するものである。
受賞者所  属受賞題名と受賞理由
(グループ)
西井 準治

北海道大学
 電子科学研究所
 電子機能素子研究部門
 教授

「ガラスナノインプリント法によるサブ波長構造デバイスの開発」
 受賞者らは、信頼性の高いガラス材料と量産性・汎用性に優れたナノ インプリント技術に着目し、サブ波長構造光学機能素子実現のために共 同して開発を進めた。すなわち、優れた成形性と光学特性を有する新規 ガラス開発、厳密結合波理論による設計、耐熱ナノモールドの作製を含 めたインプリントプロセスの改良、に取り組み、耐熱性・耐候性に優れ たサブ波長構造反射防止モールドレンズの作製に先鞭をつけた。ガラス ナノインプリント技術は、カメラレンズの反射防止構造、偏光子、波長 板などの光学機能素子に加えてディスプレイ、太陽電池、医療用センサ ー分野などへの一層の展開が期待され、今後の光産業発展に貢献すると ころが大きい。
菊田 久雄大阪府立大学
 工学研究科 機械工学分野
 教授
福味 幸平独立行政法人産業技術総合
 研究所 ユビキタス
 エネルギー研究部門
 主任研究員
田中 康弘パナソニック株式会社
 AVCデバイス開発センター
 主幹技師

第26回(2010年度)

(前列左から)菊池和朗 氏, 荒谷勝久 氏,
(後列左から)峰岸慎治 氏, 河内山彰 氏, 甲斐慎一 氏

「デジタルコヒーレント光ファイバ通信の研究」
受賞者所  属受賞理由
菊池 和朗東京大学
大学院工学系研究科
電気系工学専攻
教授
 光ファイバ通信の伝送能力を飛躍的に高めるには光の位相・振幅を活用するコヒーレント通信が好適である。受賞者は長年コヒーレント光通信方式の研究を推進し、さらに2005年にコヒーレント伝送方式とデジタル信号処理を組み合わせた「デジタルコヒーレント通信方式」を世界に先駆けて提案した。従来は光伝送路の分散特性とは逆の分散特性を有する短尺光ファイバなどを用いる分散補償方式が用いられたが、受賞者は受信信号の直交2成分を独立に受信した後にデジタル信号処理を行って分散補償するデジタルコヒーレント通信方式を今後の超高速光通信の本命として提案・実証した。現在、世界中で本方式実現のための超高速デジタル処理デバイスなどに関する激烈な開発競争が始まっているが、その先駆者として光産業発展に貢献するところが大きい。
「ブルーレイディスク用 PTM原盤作製技術の開発とその実用化」
受賞者所  属受賞理由
(グループ)
荒谷 勝久

ソニー株式会社
コアデバイス開発本部
課長

 受賞者らは、それまで電子線描画装置が必須とされていたブルーレイディスク原盤描画工程の代わりに、新しく開発したヒートモード無機レジスト材料と青色レーザを組み合わせてPhase Transition Mastering (PTM)技術という生産性に優れた原盤作製技術を実現した。
 電子線描画装置を必要としない本方式による原盤作製システムの実用化によりブル−レイディスクの量産が進展し、ブルーレイディスクが急速に世界に普及した。昨年度、全世界で製造された4億枚の同ディスクのうち、その大半が本方式によるものである。なお、このPTM技術は微細加工技術としての展開もあり、今後の光産業発展に貢献するところが大きい。
河内山 彰ソニー株式会社
コアデバイス開発本部
甲斐 慎一ソニー株式会社
コアデバイス開発本部
課長
峰岸 慎治ソニーイーエムシーエス
株式会社
コア技術部門
課長

第25回(2009年度)

潟岡 泉 氏,鈴木正敏 氏,田中英明 氏,長濱慎一 氏,小崎徳也 氏,柳本友弥 氏

「緑色域から紫外域のGaN系半導体レーザ室温連続発振」
受賞者所  属受賞理由



長濱 慎一日亜化学工業株式会社
開発本部
窒化物半導体研究所
主幹研究員
 受賞者はワイドギャップGaN系レーザの可能性を高めるべく開発した低転位密度・自立基板結晶の作成および高品質多重量子井戸構造成長の独自技術を突破口に、緑色域から紫外域の広い波長範囲にわたる(波長365 nm−515 nm)半導体レーザを実現した。特に連続発振緑色半導体レーザの実現、青色半導体レーザの量産化、産業用高出力レーザモジュール(10 W)などの製品化に貢献した。波長範囲の拡大、高出力化、高信頼化により適用範囲はディスプレイ用、光記録用、医療・バイオ応用などへの一層の展開が期待され、今後の光産業発展に貢献するところが大きい。
小崎 徳也日亜化学工業株式会社
開発本部
窒化物半導体研究所
主任研究員
柳本 友弥日亜化学工業株式会社
開発本部
窒化物半導体研究所
主任研究員補
「高信頼度大洋横断光海底ケーブルシステムの実用化」
受賞者所  属受賞理由



田中 英明株式会社KDDI研究所
執行役員
 受賞者は、高速光通信システムに必須の低チャープ・高消光比の優れた特性を有するフランツケルディシュ型電気吸収変調器などを開発し、これらを極めて高い信頼性が要求される大容量大洋横断光海底ケーブルシステムへ適用することを検討し、埋め込み構造等の採用、光変調器の動作条件の明確化などに加えて9000 kmの大規模室内試験と9年間の実用サービスを経て、実フィールドで故障率13.8(FIT)以下という極めて高い信頼性を実証した。これらの成果は、高信頼度の光変調器の開発にとどまらず、大容量国際通信ネットワークの構築に貢献するところが大きい。
鈴木 正敏株式会社KDDI研究所
執行役員
松島 裕一独立行政法人
情報通信研究機構
理事
潟岡 泉日本航空電子工業
株式会社
顧問

第24回(2008年度)

    宇都宮 肇 氏,    林田直樹 氏,   田中和志 氏,   伊藤秀毅 氏,    平等拓範 氏

「Blu-ray Disc用高性能ハードコート技術の開発および実用化」
受賞者所  属受賞理由



宇都宮 肇TDK株式会社
SQ研究所 主幹
 新世代の光ディスクの規格は2008年早々にBlu-ray Disc(BD)に決着した。BD用光ディスクは25GBの大容量を実現するため1.1mm厚のポリカーボネート基板表面上に、0.1 mm厚の薄い保護層とその直下の極薄記録層が設けられている。それ故、保護層の薄い光ディスクは、指紋付着や表面傷に弱いという難問を抱えていた。
 そこで、シリカ微粒子を含む高性能ハードコート技術を開発し、光ディスク表面に傷や指紋(汚れ)に対して、高硬度かつ防汚特性に優れた保護層を設けることに成功した。この堅く丈夫で従来レベルを凌駕する指紋耐性並びに擦過傷耐性を持つ保護層形成技術の実現により、保護ジャケット不要の経済性に優れた大容量のBD用光ディスクが実用化された。
林田 直樹TDK株式会社
SQ研究所 研究主任
田中 和志TDK株式会社
SQ研究所 主任研究員
伊藤 秀毅TDK株式会社
デバイス開発センター
研究員
「マイクロ固体フォトニクスの先駆的研究」
受賞者所  属受賞理由
平等 拓範大学共同利用機関法人
自然科学研究機構
分子科学研究所
准教授
 固体レーザーの実用化に不可欠な小型化、高性能化を図るため、レーザー媒質のマイクロドメイン構造制御や、界面制御により新たに発現される光学機能を探求し、「マイクロ固体フォトニクス分野」を創出、先導してきた。特に、高性能化・高出力化を実現するイッテルビウム・セラミックスに代表されるマイクロチップレーザーの世界に先駆けた提案および実現と、バルク擬似位相整合素子による高出力非線形光学波長変換を実現し、同分野の基盤構築と展開に大きく寄与した。これらの成果は、産業基盤を支える基本的計測や加工装置に不可欠な、紫外から赤外に至るマイクロコヒーレント光源の実用に供されるなど、多大な貢献をしている。

第23回(2007年度)

「櫻井賞受賞者記念写真説明」
(前列左から)
川西哲也 氏 ((独)情報通信研究機構)
井筒雅之 氏 ((独)情報通信研究機構)
中野義昭 氏 (東京大学)
宮本 裕 氏 (日本電信電話(株))
富澤将人 氏 (日本電信電話(株))
    (後列左から)
    日隈 薫 氏 (住友大阪セメント(株))
    市川潤一郎 氏 (住友大阪セメント(株))
    村田浩一 氏 (日本電信電話(株))
    松岡伸治 氏 (日本電信電話(株))
「超高速光ネットワーク向けOTNデジタルフレームの国際標準化と
多値位相変調方式の研究開発実用化」
受賞者所  属受賞理由



宮本 裕日本電信電話株式会社
未来ねっと研究所
 光ネットワークのさらなる大容量化、経済化のために、40Gb/s以上の高速伝送に適したOTNデジタルフレーム構成を世界に先駆けて提案し、国際標準(ITU-TG.709勧告)決定に中心的な貢献をされました。 また、40Gb/sの長距離伝送に適したRZパルス化4値差動位相変調光伝送方式を開発し、世界初の40Gb/s波長多重光伝送方式を実用化されました。さらに、これらをベースとして100Gイーサネット方式向けの長距離伝送技術を提案し、国際標準化における日本の主導権確保に多大な貢献をされた。
富澤 将人西日本電信電話株式会社
未来ねっと研究所
村田 浩一日本電信電話株式会社
フォトニック研究所
松岡 伸治日本電信電話株式会社
ネットワークサービス
システム研究所

「集積光変調デバイスによる高速光位相・周波数変調技術の開発」

受賞者所  属受賞理由



井筒 雅之(独)情報通信研究機構
 集積型ニオブ酸リチウムを用いる光単側帯波発生の進行波型変調デバイスを内外に先駆けて提案・実証し、さらに最近の各種高速多値変調実証にいたるまで長年にわたり一貫してその開発を先導し、光の振幅、位相、周波数を高速かつ安定に変調することを可能とされました。この技術は、超大容量伝送、伝送波形劣化補償、直交位相変調など、今後の光ネットワーク構成の中核となる技術であり、次世代光通信分野の研究開発に多大な貢献をされた。
川西 哲也(独)情報通信研究機構
日隈 薫 住友大阪セメント(株)
市川 潤一郎住友大阪セメント(株)
「フォトニックネットワーク用高速・低電力集積光デバイスの開発と
革新的サブシステム実証」
受賞者所  属受賞理由
中野 義昭東京大学
教授
 次世代フォトニックネットワークに適する新規高速・低電力集積光デバイスを提案・開発されるとともに、70名以上が参画した国内有力企業との産学連携プロジェクトにおいて卓越したリーダーシップを発揮され、大学人としての新しい存在感を示しながらこれらの有用性を実証する光ラベル処理パケットルーティングのシステムデモンストレーションを世界に先駆けて成功に導き、次世代光通信分野の研究開発に多大な貢献をされた。

第22回(2006年度)

     田中孝史 氏,  伊藤専務理事,  田中委員長,   内田主査,    三川 泉 氏
(列外)篠原弘道 氏, 佐藤公紀 氏
「FTTHのための光アクセス線路・工法・システム関連総合技術の研究開発」
受賞者所  属受賞理由



篠原 弘道日本電信電話株式会社
アクセスサービスシステム研究所
所長
 通信事業者ビルからユーザ宅に至る光ファイバ線路を、性能や経済性に加え現場作業性などヒューマンファクタを含め総合的に研究開発し、光線路設備の大規模建設と運用を実現した。更に、認証、暗号化や保守などキャリアグレードの光アクセスシステムを開発し、安全安心な双方向ブロードバンドアクセスサービスを提供可能とした。これらの総合的なFTTH技術により、日本は世界に先駆け本格的FTTH時代を迎えつつある。
佐藤 公紀西日本電信電話株式会社
技術部
国際室長
田中 孝史日本電信電話株式会社
アクセスサービスシステム研究所
主幹研究員
三川 泉日本電信電話株式会社
アクセスサービスシステム研究所
主幹研究員

第21回(2005年度)

   細川速美 氏,      増原 宏 氏,     佐々木孝友 氏,    森 勇介 氏,    細川陽一郎 氏

「ポリマー光導波路の開発と実用化」
受賞者所  属受賞理由
細川 速美オムロン株式会社
 技術本部
 先端デバイス研究所
 SPICA推進グループ
 グループ長 主幹
 ナノインプリント(複製)法の加工精度、平坦性を高めることで低損失のポリマー光導波路を作製する技術を開発し、金型を利用する光導波路の大量生産、低コスト化に道を拓いた。適用対象として光アクセス系用光部品、情報機器内の光配線を推進するほか、今後バイオ分野での光計測、光インターコネクション等への展開も有望であり、光産業の発展に対する重要な貢献と認められる。
「フェムト秒レーザパルスによる蛋白質の結晶化」
受賞者所  属受賞理由



増原 宏大阪大学
大学院工学研究科
精密科学・応用物理学専攻
教授
 レーザーアブレーションの分光学的研究及び分子論的メカニズムの研究と、低過飽和溶液中での有機結晶核の発生制御研究の成果に基づき、高出力フェムト秒レーザパルスを蛋白質溶液に集光することにより結晶化を図る全く新しい方法を考案し、蛋白質の高品質な結晶化に初めて成功した。人の遺伝子解明はほぼ終了し、多様な蛋白質の構造解析・機能の解明が焦眉の問題となっている現在、本研究はレーザーのバイオ応用に新たな道を開拓しており、蛋白質の結晶解析を通じて生命科学分野に大きなインパクトを与えている。
佐々木 孝友大阪大学
大学院工学研究科
電気電子情報工学専攻
教授
森 勇介大阪大学
大学院工学研究科
電気電子情報工学専攻
助教授
細川 陽一郎(独)科学技術振興機構
戦略的創造研究推進事業
研究員

第20回(2004年度)


受賞者所  属受賞理由



清水 義則日亜化学工業株式会社
 第二技術部
 技師長
「白色発光ダイオードの発明と実用化」

青色LEDチップ上に広波長域発光スペクトルを有するYAG黄色蛍光体を塗布した高効率・高出力・高演色性の白色発光ダイオードを開発し、携帯電話を含む液晶表示装置のバックライト等の巨大な新市場を短期間に創出した。色温度の制御も可能であり、高効率固体照明光源としての可能性も示し、性能的にも常に世界をリードし、経済社会的影響がきわめて大きく、光産業発展に多大な貢献をした。
阪野 顕正日亜化学工業株式会社
 事業企画部 生産管理部
 課長
野口 泰延日亜化学工業株式会社
 第二技術部 第三課
 課長代理
森口 敏生日亜光デバイス株式会社
 製造部第二課
 課長
受賞者所  属受賞理由



関田 仁志サイバーレーザー株式会社
 代表取締役 社長
「フェムト秒固体レーザーおよび深紫外光発生固体レーザーの実用化」

フェムト秒固体レーザーおよび深紫外光発生固体レーザーにおいて、高安定化レーザー共振器、光ファイバー接続、励起半導体とQスイッチの連動、自動制御機構の技術確立により高安定・長寿命・高出力を実現し、産業用に容易に利用可能なメンテナンスフリー性を高めた産業用レーザー装置を実用化し、それらの産業応用拡大に貢献した。
住吉 哲実サイバーレーザー株式会社
 取締役 副社長
高砂 一弥サイバーレーザー株式会社
 開発部 光技術課長
佐久間 純サイバーレーザー株式会社
 研究所 主席研究員

第19回(2003年度)


受賞者所  属受賞理由



筒井 哲夫九州大学
 大学院理工学研究院
 教授
「有機EL(electroluminescence)に関する基礎研究及びその実用化」
有機ELに関して、多色発光を実現する正孔輸送層/発光層/電子輸送層から成るダブルヘテロ構造の提唱と動作機構の解明、高効率を実現する燐光材料の提唱と実証、ドーパントの低濃度制御によるRGB同時発光による白色発光の実証、金属ドープによる発光効率の向上、材料の母材やドーパントの研究開発、ディスプレイ用高精細ドットパターンニング技術や封止技術、高速駆動方法など、多くの重要な研究開発を行い、車載用及び携帯電話用ディスプレイを世界に先駆けて実用化に成功した。これらは、近年隆盛となっている次世代ディスプレイ開発の基礎を成しており、光エレクトロニクス分野への貢献を高く評価できる。
今後、本業績を基に、大型ディスプレイの他、壁掛TVやペーパディスプレイなどの開発により、ディスプレイ産業などの発展に寄与することが期待される。
城戸 淳二山形大学 工学部
 教授
仲田  仁パイオニア(株)
 総合研究所 
 表示デバイス研究部
 部長
當摩 照夫東北パイオニア(株)
 常務執行役員
受賞者所  属受賞理由



成瀬  央日本電信電話(株)
 アクセスサービス
 システム研究所
 主幹研究員
「光ファイバひずみ計測技術の研究と開発」
光ファイバ中のブリルアン散乱がファイバに生じているひずみによって周波数シフトすることを利用し、パルス注入したレーザ光の周波数シフトからひずみの大きさを求めるとともに、後方散乱光の戻り時間からその場所を求めることにより、構造物のひずみを光ファイバの長さ方向の分布として計測する技術を開発した。また、トンネルや河川堤防、アメリカズカップのヨットなどのモニタリングを通して、本技術が構造物のひずみを計測する方法として有効であることを実証した。現在、本技術は土木建築から航空宇宙にわたる構造物にも応用され、BOTDR(Burillouin Optical Time Domain Reflectometer)として知られている。本グループが光ファイバを用いた構造物ひずみ計測の分野を先駆的に開拓したことは高く評価できる。
今後、本技術は、構造物の安全性評価の分野、構造物製造の分野の発展にも寄与するものと期待される。
倉嶋 利雄日本電信電話(株)
 アクセスサービス
 システム研究所
 主幹研究員
大野 博重
(故人)
元 日本電信電話(株)
 アクセスサービス
 システム研究所

第18回(2002年度)


受賞者所  属受賞理由
野田 進 京都
大学工学研究科 教授

ナノ周期構造に加工した半導体ウエハを融着積層する新規な方法で光波長帯で動作可能な完全3次元フォトニックバンド結晶を実現するとともに、欠陥の導入による光制御などの解明を行った。また、通電可能な特長を生かして、2次元フォトニック結晶によるマイクロディスク半導体レーザをはじめ、超小型の各種の光デバイスを研究開発した。本業績は、今後の高機能光デバイス製造の可能性を示し、サイエンスと光エレクトロニクスの接点としても注目できるもので、将来の光IT産業の発展に大きく貢献することが期待される。

(グループ)

植田 憲一



柳谷 高公



電気通信大学
レーザー新世代研究センター
センター長 教授

神島化学工業株式会社
セラミックス部材料開発課
課長


ナノ微結晶を無圧焼結する方法により、従来、不可能であった多結晶粒界での散乱要素を自己消滅させて、光透過性の優れたセラミックの新規な製造技術を確立した。本方法により、セラミックYAGロッドで単結晶ロッドを上回る高出力レーザ発振を実現した。本業績は、単結晶固体レ−ザでは限界がある大型化と制御性の限界を打ち破って大出力化を可能とするもので、固体レ−ザの将来を塗り替えた。今後、高出力、産業用レーザ分野での貢献が期待される。


第17回(2001年度)


受賞者所  属受賞理由
(グループ)

浜田恵美子氏

石黒 隆氏
太陽誘電株式会社
 事業戦略企画部
 主席研究員
 工学博士

同社
 CD-Rの研究に従事。

高屈折率、低吸収係数を有する色素により記録層に干渉構造を形成するという画期的発想で、CDと完全互換性を有する有機色素使用の記録可能CD(CD-R)を開発、経済性に優れた大容量記録媒体を可能ならしめ、この分野の世界的標準技術としてCD-R自身の普及のみならず、光産業市場拡大に多大な貢献をした。

(グループ)

粕川秋彦氏

伊地知哲朗氏

池上嘉一氏

古河電気工業株式会社
 横浜研究所
 半導体研究開発センター長
 兼WAチーム長。 工学博士

同社
 ファイテル製品事業部
 光デバイス部 部長補佐

同社
 ファイテル製品事業部
 光デバイス部 部長補佐

光ファイバ増幅器の励起用レーザ(波長1480 nm および980 nm)として、独自に設計した歪補償型量子井戸活性層を導入し、結晶欠陥の少ない生産性に優れた結晶成長法を確立して世界最高の高出力動作と量産化を実現、波長多重(WDM)技術を用いた大容量光ファイバ通信システムの発展・普及に多大な貢献をした。


第16回(2000年度)


受賞者所  属受賞理由
川上 彰二郎氏 東北大学
 未来科学技術
 共同研究センタ
 客員教授

周期的構造を有するフォトニック結晶の重要性に着目し,半導体技術を応用した独自の多層成長技術(自己クローニング法)を開発,さらにその大きな波長分散性や異方性等の特性を利用する光フィルタ,合分波器,偏光素子等の新しい応用分野を拓き,次世代超小型光デバイス等の研究開発に多大な貢献をした。

(グループ)
久保田重夫氏

岡美智雄氏

江口直哉氏

田附幸一氏
ソニー株式会社
執行役員
コアテクノロジー&
 ネットワーク
 カンパニー・
 コアテクノロジー
 開発本部・
 久保田研究室
 主任研究員
V-S2Project
 主任研究員
コアテクノロジー&
 ネットワーク
 カンパニー・
 コアテクノロジー
 開発本部・
 久保田研究室 課長
 

ベータ硼酸バリウム単結晶育成プロセスの改善,超精密電磁アクチュエータを含む光共振器サーボ機構の開発と光学パラメータの最適化により,半導体レーザ励起Nd-YAGレーザを用いる外部共振器型第四高調波発生装置を開発し,安定かつ信頼性のある連続出力30mWの紫外波長266nmの光源を実現,光デイスクや半導体製造分野等への産業応用に多大な貢献をした。


第15回(1999年度)


受賞者所  属受賞理由
石川正俊氏 東京大学大学院
 工学系研究科
 計数工学専攻

光・電子融合による並列処理および光インタコネクションの有効性を「光アソシアトロン」,「光電子並列マシンを具現化したSPE-U」や「超並列・超高速ビジョンチップ」等の先進的システムの実現によって明らかにし,光情報処理技術の研究開発に多大な貢献をした。

(グループ)
太田憲雄氏

島崎勝輔氏

粟野博之氏
日立マクセル株式会社
 筑波研究所

光磁気ディスクの高密度化を実現する技術として多値記録,磁区拡大再生方式「MAMMOS」を提唱,これによりハードディスクを越える大容量化への道筋を示すことで,次期メモリ技術の研究開発に多大な貢献をした。


第14回(1998年度)

受賞者所  属受賞理由
荒川泰彦氏 東京大学
 教授・工学博士
 先端技術研究センタ

量子井戸半導体レーザの原理的有望性を予言し、さらに、低次元化した量子細線や量子ドット構造による特性改善とミクロな発光機構評価の新しい手法を開拓し、光通信用半導体レーザの研究開発に多大な貢献をした。

(グループ)
内池平樹氏

篠田 傅氏
広島大学
 工学部助教授

(株)富士通研究所
 ペリフェラルシステム
 研究所 主管研究員

ADDRESS DISPLAY SEPARATION(ADS)方式 によるフルカラー中間調表示技術とMgO保護膜を用いた低電圧駆動方式による長寿命化技術を開発し、AC型PDPの実用化に多大な貢献をした。


第13回(1997年度)


受賞者所  属受賞理由
(グループ)
水戸郁夫氏

佐々木達也氏

小松啓郎氏

山口昌幸氏
日本電気(株)
 光・超高周波デバイス研究所長代理
同 光・超高周波デバイス研究所
 光デバイス研究部研究専門課長
同 ULSIデバイス開発研究所
 光デバイス開発部プロジェクト
 マネージャー
同 光・超高周波デバイス研究所
 光デバイス研究部研究専門課長

発振波長の異なる多数の半導体レーザを1枚のウェーハ上に形成する事を可能にする、狭幅選択MOVPE成長技術の開発により、波長多重光通信システム用キーデバイス研究開発に多大な貢献をした。

(グループ)
須藤昭一氏

大石泰丈氏

山田 誠氏

金森照寿氏
NTT光エレクトロニクス研究所
研究企画部長
同 材料研究部ファイバアンプ材料
 研究グループグループリーダー
同 材料研究部ファイバアンプ材料
 研究グループ主任研究員
同 材料研究部ファイバアンプ材料
 研究グループ主幹研究員

従来の帯域幅を大きく上回るテルライト系ガラス材料を用いた超広帯域光ファイバ増幅器を開発し、光通信システム及びネットワークの研究開発に多大な貢献をした。

第12回(1996年度)

受賞者所  属受賞理由
池上徹彦氏 NTTアドバンステクノロジ(株)

 代表取締役社長

光技術に係わる国際学会,国際標準化活動において指導的役割を果たすなど,世界的視野にたった活動およご光デバイスの研究を通じ,光産業および光技術の振興に多大な貢献をした。

小池康博氏 慶應義塾大学
 理工学部応用科学科
 助教授

内外に先駆けて界面ゲル重合法および全フッ素化ポリマーによる集束型広帯域低損失プラスチックファイバを実現し,光通信の今後の広範囲な応用を可能ならしめた。


第11回(1995年度)

受賞者所  属受賞理由
(グループ)
川西悟基氏

高良秀彦氏

盛岡敏夫氏

猿渡正俊氏
NTT光ネットワーク
 システム研究所
 超高速光制御
 研究グループ
 主任研究員
同 超高速光制御
 研究グループ
 研究主任
同 超高速光制御
 研究グループ
 主任研究員
同 超高速光制御
 研究グループ
 グループリーダ

電気信号処理の限界を越える超高速光通信技術の実現を目指し,スーパーコンティニウム光源、全光時分割多重分離技術,光タイミング抽出技術等の新技術を開発することにより,全光時分割多重分離方式による200Gビット信号の100km伝送実験に成功し、超高速信号伝送・処理技術の新たな可能性を示した。

(グループ)
今中良一氏

竹永睦生氏

塩山忠夫氏

沖野芳弘氏
松下電器産業(株)
 光ディスク事業部
 企画開発設計 参事
同 光ディスク開発センター
 企画推進グループ
 主担当
同 光ディスク開発センター
 デバイス開発グループ
 主担当
同 光ディスク開発センター
 デバイス開発グループ
 副参事

書換可能相変化光ディスクとCD-ROM光ディスクとを同一ドライブで処理できる新技術を内外に先駆けて開発し,光ディスクの発展に多大な貢献をした。


第10回(1994年度)

受賞者所  属受賞理由
(グループ)
中村修二氏

向井孝志氏

妹尾雅之氏
日亜化学工業(株)
 第二部門
 開発部 主幹研究員
同 第二部門 技術部
 第一課 第一係 係長
同 第二部門 開発部
 第一グループ 主任

MOCVD法を用いた結晶成長技術に独創的な工夫を加えることにより,発光効率が飛躍的に高いGaN系結晶を開発し,同材料を用いて高輝度の青色発光ダイオードの実用化に成功した。この技術開発によりLEDによるフルカラー表示が可能になるなど,その波及効果は大きい。

河内正夫氏 日本電信電話(株)
 NTT光エレクトロニクス
 研究所
 光複合部品
 研究部長

光ファイバ製造技術とLSI微細加工技術との融合により,シリコン基板上に低損失な石英系光導波路を形成し,光アクセス網の構築に向けた小型光カプラから次世代の光波ネットワークや光交換を目指した多波長合分波器やマトリクス光スイッチに至る多彩な平面光回路を実現した。


第9回(1993年度)

受賞者所  属受賞理由
(グループ)
角田義人氏

前田武志氏

重松和男氏
(株)日立製作所
 中央研究所
(株)日立製作所
 中央研究所
(株)日立製作所
 ストレージシステム事業部

マークエッジ記録方式を光ディスクに初めて適用し,光ディスクの記録密度を2倍以上に向上させ,次世代光ディスクの進展,標準化に貢献した。

(グループ)
中島啓幾氏

清野 實氏

山根隆志氏
(株)富士通研究所
 マルチメディア
 システム研究所
 テクノロジ研究部門
 主管研究員
(株)富士通研究所
 パーソナルシステム
 研究所
 デバイス研究部門
 メディアデバイス研究部
 主任研究員
富士通(株)
 基幹通信事業本部
 光開発推進部
 第二開発部
 第三技術課

一連のTi:LiNbO3導波路デバイスの研究の末,温度ドリフト及びDCドリフトの問題も解決し実用化に貢献した。


第8回(1992年度)

受賞者所  属受賞理由
(グループ)
笠原健一氏

覧具博義氏
日本電気(株)
 光エレクトロニクス研究所
 光基礎研究部研究課長
NEC 基礎研究所
 所長

面入出力光電融合素子(VSTEP)の開発を通じて光情報処理技術に多大な貢献をした。

内野 修氏 運輸省 気象庁気象研究所
 気象衛星・観測
 システム研究部
 第3研究室 室長

ピナトゥボ山噴火後の成層圏エーロゾルの観測を通じて,地球環境計測へのライダーの有用性を立証した。


第7回(1991年度)

受賞者所  属受賞理由
大津元一氏 東京工業大学
 総合理工学研究科
 教授

走査型超高解像度光学顕微鏡の開発を通じて,大きな波及効果が期待できる新技術を確立した。

久間和生氏 三菱電機(株)
 中央研究所
 量子エレクトロニクス
 研究所
 第1グループ
 マネージャー

三次元光集積回路技術を用いた高速光ニューロチップの開発を通じて,光情報処理技術に多大な貢献をした。


第6回(1990年度)

受賞者所  属受賞理由
三橋慶喜氏 通商産業省工業技術院
 電子技術総合研究所
 光技術部
 光機能研究室室長

光ディスクカートリッジの規格開発において中心的役割を果たし,国際標準化に多大な貢献をした。

(グループ)
峠  隆氏

桑原秀夫氏

近間輝美氏
(株)富士通研究所
 川崎研究所
 通信・宇宙研究部門
 光システム研究部
 部長
同 光システム研究部
 第二研究室 室長
同 光システム研究部
 第二研究室

位相変調に関する各種の光変復調技術を開発し,コヒーレント光通信技術の実用化に向けて,多大な貢献をした。


第5回(1989年度)

受賞者所  属受賞理由
(グループ)
中沢正隆氏

萩本和男氏
日本電信電話(株)
 茨城研究開発センター
 伝送システム研究所
 光通信研究部  
日本電信電話(株)
 横須賀研究開発センター
 伝送システム研究所
 光通信研究部

Erドープファイバ光増幅器の光通信システムにおける優れた特性および実用性を示し,光通信技術開発伝送に新たな流れを起こした。


第4回(1988年度)

受賞者所  属受賞理由
西原 浩氏 大阪大学
 工学部電子工学科
 教授  

回折格子を用いた光ディスク用ピックアップなどの開発により,光IC技術に新しい展開をもたらした。

今村修武氏 東ソー(株)
 新材料研究所
 副所長

光磁気方式書換可能形光ディスク実用化への指針を示し,光ディスク技術全般の進展に,多大な貢献を行った。


第3回(1987年度)

受賞者所  属受賞理由
伊賀健一氏 東京工業大学
 精密工学研究所
 教授 

面発光デバイス,マイクロレンズなどの先導的研究を行い,それを通じてマイクロオプティクスの振興に大きな貢献をした。

(グループ)
平野正浩氏

池沢直樹氏
通商産業省
 工業技術院
 電子技術総合研究所
 電波電子部
 オプトエレクトロニクス
 研究室 主任研究官
(株)野村総合研究所
 技術産業研究部
 機能デバイス素材
 産業研究室 室長

光産業市場規模の将来予測に当り,中心的役割を果たし,同産業の将来ビジョン策定に大きく貢献した。


第2回(1986年度)

受賞者所  属受賞理由
(グループ)
阪口光人氏

後藤裕一氏

長島邦雄氏
日本電気(株)
 光エレクトロニクス研究所 所長
日本電気(株)
 C&C情報研究所 所長代理
日本電気(株)
 C&Cシステム研究所 通信研究部主任

光交換方式を実証的に唱導した。


第1回(1985年度)

受賞者所  属受賞理由
神谷武志氏 東京大学
 工学部 電子工学科
 助教授  

発受光素子の性能限界を,物理的,技術的に論じ,応答速度,消費電力の点からも,光を情報処理に使うことの可能性を示唆した。

島田禎晉氏日本電信電話(株)
 NTT通信網第一研究所
 伝送システム研究部
 部長

光加入者系のディジタル化,シングルモード化を唱導した。


OITDA