APLS 2025速報 [レーザ加工]
技術分野 | 光加工・計測 |
---|---|
テーマ | レーザ加工 |
報告名 | APLS 2025速報 |
報告者 | 花田 修賢(弘前大学) |
会議名 | The 13th Asia-Pacific Laser Symposium 2025(APLS 2025) |
開催期間 | 2025年5月13日-17日 |
開催場所 | Seogwipo KAL hotel(Jeju island,韓国) |
要約
APLS 2025が5日間の日程で開催された。本会議は,レーザ加工のみならずレーザ計測や光源開発,医用応用など,レーザに関する幅広い分野を包括した会議である。よって,講演内容も基礎現象から産業応用まで幅広く扱っていることから,レーザ研究の分野横断をすることができた。レーザ加工に関する講演では,機械学習をベースにしたレーザ加工の自動化や効率化,透明材料の3次元微細加工,溶接などに関する講演があり,総じてレーザ加工の産業応用展開が進みつつあるようである。更に,レーザ加工ではないが,量子光源の集積化を目指した転写技術開発やレーザ皮膚治療に関する発表などもあり,レーザ加工以外の国内外の研究者達と議論できる大変有意義な場であると感じることができた。