Quantum 2.0速報 [光量子技術]
技術分野 | 情報処理フォトニクス |
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テーマ | 光量子技術 |
報告名 | Quantum 2.0速報 |
報告者 | 長吉 博成(東京大学) |
会議名 | Optica Quantum 2.0 Conference and Exhibition(Quantum 2.0) |
開催期間 | 2025年6月1日-5日 |
開催場所 | Hilton San Francisco Union Square(San Francisco,CA,米国) |
要約
Quantum 2.0はOptica(旧Optical Society of America:OSA)が主催する量子技術に関する国際学会であり,今回が3回目という新しい会議である。総発表件数は口頭・ポスター合わせて250件程度であり,私は全日程に参加したが,参加者間の議論が活発に交わされており,非常に盛り上がりを感じた。発表の内容としては光量子技術に関連するものが大半であったが,量子と機械学習技術の関わりや中性原子による量子計算などのセッションも開催されており,運営側による意欲的な態度を感じた。また会期中のサイドイベントとしては,学生向けの交流会やカリフォルニア大学バークレー校およびローレンス・バークレー国立研究所の実験室見学など,様々なイベントが用意されており,充実している印象を受けた。