HPL2025速報 [高エネルギーレーザ加工]
| 技術分野 | 光加工・計測 |
|---|---|
| テーマ | 高エネルギーレーザ加工 |
| 報告名 | HPL2025速報 |
| 報告者 | 丸本 啓太（広島大学） |
| 会議名 | The 9th International Symposium on High Power Laser Processing（HPL2025） |
| 開催期間 | 2025年6月10日－6月13日 |
| 開催場所 | シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢（伊勢市，日本） |
要約
The 9th International Symposium on High Power Laser Processing（HPL2025）が2025年6月10日－6月13日の期間で三重県伊勢市において開催された。本年はLaser Precision Microfabrication（LPM）との同時開催であり，International Congress on Laser Advanced Materials Processing 2025（LAMP2025）として開催された。レーザによる微細加工やレーザ熱源の積層造形，レーザ切断，そして各種加工のモニタリング手法などが講演発表された。この度の開催では特に積層造形に関する研究発表が多く，特に材料に粉体を用いて基材に吹き付ける形で造形を行う，Powder Direct Energy Deposition（粉体DED）と呼ばれる手法の発表が世界各国の研究者から発表された。また，ブルーレーザを用いた溶接，積層造形の発表も盛んであり，各国の研究者から多数の発表があった。その他，レーザ加工中の状態や加工後の状態を予測する研究やディープラーニングを用いたモニタリング手法の研究紹介が多数あった。