一般財団法人光産業技術振興協会

国際会議速報

CLEO 2026速報 [非線形・量子光学デバイス]

技術分野 光情報処理・通信
テーマ 非線形・量子光学デバイス
報告名 CLEO 2026速報
報告者 柏﨑 貴大(NTT株式会社)
会議名 Conference on Lasers and Electro-Optics 2026(CLEO 2026)
開催期間 2026年5月17日-21日
開催場所 Charlotte Convention Center(Charlotte, NC,米国)

要約

 今回のCLEO 2026では、LN(Lithium Niobate)関連、量子光源関連(特にスクイーズド光・連続量光量子技術)、および光量子コンピュータ向け集積技術を中心に聴講した。特にTFLN(Thin-Film Lithium Niobate)関連発表の増加が顕著であり、“lithium niobate”を冠するセッションが5月18日(月)だけで4セッション開催されていた。また、並列セッションにも多数の関連発表が存在しており、全てを聴講できないほど投稿数が増加していた。内容としても、高速EO変調器のみならず、χ²非線形光学、量子光源、原子分光、時間・空間波形制御など、TFLNを用いた応用範囲の急速な拡大が印象的であった。 量子光源関連では、SiNマイクロ共振器を用いたχ³非線形系とTFLNを用いたχ²非線形系の双方が活発であり、単一光子源からスクイーズド光、多モード量子状態生成まで、非常に幅広い研究が報告されていた。また、DARPAやAFRLによる量子フォトニクス向け集積プラットフォームに関する発表も印象的であり、PsiQuantumに続く“大規模量子フォトニクス実装”への流れを感じた。